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ヴァイオリン協奏曲 (ストラヴィンスキー) : ミニ英和和英辞書
ヴァイオリン協奏曲 (ストラヴィンスキー)[う゛ぁいおりんきょうそうきょく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ヴァイオリン : [ヴぁいおりん]
 【名詞】 1. violin 2. (n) violin
: [きょう]
  1. (n-suf,n-pref) cooperation 
協奏曲 : [きょうそうきょく]
 【名詞】 1. concerto 
奏曲 : [そうきょく]
 (n) (abbr) sonata
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
ラヴ : [らヴ]
 【名詞】 1. love 2. (n) love
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ヴァイオリン協奏曲 (ストラヴィンスキー) : ウィキペディア日本語版
ヴァイオリン協奏曲 (ストラヴィンスキー)[う゛ぁいおりんきょうそうきょく]

ヴァイオリン協奏曲 ニ調 (''Violin Concerto in D'')は、ロシア出身の作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーが作曲した唯一のヴァイオリン協奏曲
== 概要 ==
1930年、ストラヴィンスキーが48歳の時に、ポーランドアメリカ人のヴァイオリニストサミュエル・ドゥシュキンと出会った〔元々はショット社のヴィリー・シュトレッカーの紹介で知り合った。〕。当時ドゥシュキンはまだ有名な存在ではなかったが、彼はストラヴィンスキーにヴァイオリン協奏曲の作曲を依頼し、報酬も支払うと申し出て、さらにストラヴィンスキーへの協力を買って出たという。ストラヴィンスキーも彼を生得の才能を持ったヴァイオリニストとして賞賛しているが、彼の依頼に関しては当初、ヴァイオリンのための協奏曲を書くには楽器に関する広範な知識が必要であることを考慮したのか、あまり乗り気ではなかったという。
作曲は1931年の早春にニースにて着手され、全体は9月に完成した。なお第1楽章は3月末に完成し、第3楽章はグルノーブル近郊のイゼール県ヴォレップ(''Voreppe'')において、初演直前の9月に完了したという〔練習用のピアノ伴奏版はその年の9月4日であった。(『作曲家別名曲解説ライブラリー25 ストラヴィンスキー』 p.138)〕。作曲に当たってストラヴィンスキーはドゥシュキンやヒンデミットにも意見を求めており、ドゥシュキンは細部にいたるまで技巧上の注意点などを助言した。またヒンデミットからは常套的な指使いにとらわれず、それらに左右されない楽想を生み出せるのではないか、という助言を受け、作曲者の抱えていた疑問が解決し、元気づけられたという〔『作曲家別名曲解説ライブラリー25 ストラヴィンスキー』 p.138〕。
初演は1931年10月23日に、ベルリンの放送局でドゥシュキンとストラヴィンスキーの指揮、ベルリン放送交響楽団の演奏により世界初演(形式としては放送初演)が行なわれた。初演後、批評家からの反応は賛否相半ばだったが(「曲芸的である」等といった批判を受けている)、芸術家の間では高い評価を得た。
出版は1931年にショット社から。また協奏曲の手稿譜にはドゥシュキンに対する献辞が添えられ、彼に献呈されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴァイオリン協奏曲 (ストラヴィンスキー)」の詳細全文を読む




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